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抗酸化食材が精子を元気にする理由とその食品とは?

男性の妊活では受精しやすいように元気な精子をつくるための体づくりが重要となります。

近年の研究では精子を元気にするにはビタミンCやビタミンEなどが豊富な抗酸化食材がよいといわれていますが、これは男性の生殖機能が活性酸素の影響を受けやすいということが大きな理由です。

活性酸素と精子の関係

男性は仕事などで忙しいとストレス・不規則な生活・睡眠不足・偏った食生活になりがちですが、人間はこうした生活習慣の乱れや過度なストレスが続くと、体内に活性酸素をたくさんつくる性質があります。

体内で活性酸素が増えすぎると人体に有害な悪玉活性酸素となり、正常な細胞を酸化させ、細胞膜やDNAなどに深刻なダメージを与えます。

悪玉活性酸素によるダメージは各器官にある細胞に生じますが、男性の生殖細胞は酸化によるダメージを受けやすいといわれているので、このダメージの影響で精子の質の低下が起こってしまいます。

また、活性酸素は血液中の中性脂肪やコレステロールと結合して過酸化脂質という有害な物質をつくります。過酸化脂質は血管壁に付着して血流を悪化させるとともに、動脈硬化を進行させます。血流が悪化すると当然ながら精巣への血流が悪くなるので、精巣の機能も低下してしまうのです。

抗酸化食材が妊活に良い理由

これに対し、抗酸化食材には体内で過剰になった活性酸素を取り除く抗酸化物質が豊富に含まれています。

つまり、抗酸化食材を毎日しっかりと摂取することで、精子の質の低下を防ぎ、精子を元気にする効果が期待できるというわけです。

このように、男性の妊活には抗酸化食材を毎日しっかりと食べることが重要ですが、具体的にはどんなものを食べればよいのでしょうか。

緑黄野菜

手軽に摂取できる抗酸化物質の代表といえば、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンEといった抗酸化ビタミンなので、これらが豊富に含まれる緑黄色野菜を食べるのが効果的です。

たとえば、ニンジン、かぼちゃ、ブロッコリー、ほうれん草などはβカロテンやビタミンCが豊富で日常的に食べやすい食材です。

リコピン

また、トマトにはビタミンCやビタミンEが多く含まれているのはもちろんですが、リコピンという成分も豊富です。リコピンはβカロテンやビタミンEよりも高い抗酸化作用を持つ成分で、体内の活性酸素を効率よく取り除き、男性の不妊の予防に大きく貢献をしてくれます。

リコピンは熟したトマトのほうが豊富に含まれているので、フレッシュトマトよりも完熟トマトを加工した缶詰やトマトジュースを利用するのもお勧めです。

ただし、トマトジュースは塩分が多いものもあるので、できるだけ塩分控えめの商品を選びましょう。